【第6回】顧客台帳活用講座|ペルソナマーケティング

いつも大変お世話になります。
ミリオネットの田中潮です。

本日のテーマ
  • ペルソナマーケティング

「ペルソナ」とは具体的な顧客像のことを意味します。
「ターゲット」との違いですが、「ペルソナ」は、皆様のお店の理想的な顧客像について、性別・年齢・ライフスタイル・趣味などに至るまで詳しく設定されたものを言います。

ソーシャルメディア時代の特徴として、人々は「共感」でつながっている傾向があります。
SNSで繋がっているのは、世代や性別が同じだからという訳ではありません。
その人が書いてある内容に共感したとか「いいね!」したとかだと思います。
更に、共感した情報を人は友人・知人に積極的に教えよう(シェア)とします。
 
その意味で、ペルソナマーケティングは「共感マーケティング」とも言えます。
重要なのは、「誰に」共感されたいのかということ。 

「全てのお客様が満足するサービス」をつくるのは難しいです。
 
しかし「常連のAさん」が満足するサービスなら具体的にイメージしやすいと思いませんか?
そして、「常連のAさん」と同じ属性を持つ人々なら同じように共感してもらえるはず!
というのがペルソナマーケティングの狙いです。

ペルソナは、共感を得るため出来るだけ具体的に設定しましょう。
そのペルソナは(具体的に)何歳なのか、職業や好きな食べ物など。
そこまで設定することで、より強い共感を生み出そうというのがペルソナマーケティングです。
 
その為には、抽象的な顧客像ではなく、具体的にライフスタイルまでイメージした顧客像をつくる必要があります。

利用金額や来店回数が上位のVIP客層を客観的に抽出して、そのVIP客に積極的にインタビューを行うことで、皆様のお店の理想的な顧客像、つまりペルソナのライフスタイルや価値観を設定します。
後は、そのペルソナが喜ぶ企画や言葉でお店の魅力を伝えていけば良いのです。

マーケティングの基本は、

  • 誰に
  • 何を
  • どのように

という利用シーン流れを明確に作り上げることです。
「誰に(ペルソナ)」を明確にする事で「何を」「どのように」という流れを明確にすることができます。
 言いかえると、

  • 売り先であるターゲット顧客は誰か
  • 提供するサービスは何か?(有形・無形、提供する価値)
  • それをどのように展開するのか?(店舗・店員・配布物)

更にまとめると私達は、誰に、どんな価値の提供を約束する店舗なのか、を明確にすることが重要なのです。
貴店のペルソナはどんな人ですか?

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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