いつも大変お世話になります。
ミリオネットの田中潮です。
本日のテーマ
- 日米の「売り場づくり」の違い
アメリカの巨大チェーン店と戦って生き残っている革新的なスーパーの視察に行って気づいたこと・・・
それは「売り場づくり」に決定的な違いがあるということです。
日本の売り場づくり
食材提供者 = アイテム別に整理。「モノ」の売り場づくり。
肉とハム = 「肉類」としてレイアウト。
ビールとワイン = 「酒類」としてレイアウト。
アメリカの売り場づくり
食事提供者 = 生活・食事の観点による「コト」の売り場づくり。
肉とハム = ハムはパンと一緒にレイアウト。
ビールとワイン = ワインはチーズや肉・魚の売り場にレイアウト。
アメリカでは、お客様の食卓を想定した関連性の高い商品を並べています。
更にライブ感溢れる売り場で積極的に消費者に食べ方を提案する「コト」の売り場になっています。
例えば、チーズとワイン、加工肉とパンやソースといったお客様の食卓(食事)を想定した売り場づくりになっているのです。
「ワイン」
を売るのではなく、
「美味しいワインの飲み方」
を売るイメージですね。
「食材」を売るのではなく、「食事」を売るお店づくり。
これは、商品やサービスが成熟しきった日本においてとても参考になる考え方だと思います。
店舗個別の視察報告については、徐々に書いて行きますのでお楽しみに!
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

